虫刺され対策ガイド TOP 》 虫刺されの種類 疥癬刺傷

疥癬刺傷

疥癬(かいせん)というのは、ヒゼンダニが、皮膚に寄生して起こるものです。広い意味で、虫さされの部類に入ります。

ヒゼンダニは、手のひらのほか、腕などのやわらかい皮膚を好んで、寄生します。皮膚に疥癬トンネルと言われる微細な空洞を作り、そこにメスの成虫が寄生して、2〜3日に1個ずつ、1〜2カ月にわたって産卵をし続けます。身体の中に産卵されるなんて、考えただけでも恐ろしいですよね。

疥癬には、通常疥癬と角化型疥癬の2種類があります。寄生するダニは、どちらの場合でもヒゼンダニになりますが、寄生数に大きな違いがあります。通常疥癬の場合は、重度でも1000匹ほどの寄生で済みますが、角化型疥癬の場合は100万匹から200万匹も寄生することになるので、もちろんその感染力はとても強いです。かなりひどい時は、500〜1000万匹ものヒゼンダニが寄生するようです。

症状はいずれの場合でも、特有の発疹と強い痒みです。健康な身体であれば、ヒゼンダニが寄生しても、通常疥癬で済みますが、体調が悪くて、免疫力が低下している時などは角化型疥癬になることが多いです。そのため、免疫力の弱い老人を中心に、全国的に流行したりして、同じく免疫力がない乳幼児にも感染する可能性があります。

皮膚の接触、寝具や衣類を介して、感染するので、保育園などの集団生活では、特に注意しなければなりません。特に感染力の強い角化型疥癬にかかっている人がいる場合には、寝具の殺虫処理などもしっかり行うようにし、感染拡大を防ぐようにしましょう。


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