虫刺され対策ガイド TOP 》 虫刺されの種類 サソリ刺傷

サソリ刺傷

サソリ類は主に熱帯、亜熱帯地域に分布し、全世界に約650もの種類がいるといわれています。サソリは体の前端に1対のハサミ状をなす触肢と、腹部の末端 側の細長い尾の先に毒針がついていて、この尾部を背側に曲げて相手を刺します。

メキシコではサソリ刺傷で年間2000人が死亡しており、イスラエル、インドにおいてもサソリ刺傷による高い死亡率が報告されています。サソリ毒には神経 の細胞体や軸索の活動電位の発生を持続させる作用があり、そのため刺されると神経の興奮が続き、筋肉が収縮したままになり、呼吸麻痺などで死亡することが あります。

また、サソリ毒の「セントルロイデス」はナトリウムチャンネルを開いたままにする作用があります。ナトリウムチャンネルとは活動電位発生の鍵となる神経細 胞のことで、活動電位は痛み等を脳に伝える為の電気信号のことをいいます。

ナトリウムチャンネルが長く入り続けると、細胞は死んでしまいます。そのためこの流入は極く短時間で終わるような仕組みになっているのですが、サソリ毒に よってナトリウムチャンネルが細胞内に入り続けることになり、活動電位が次々に発生してしまいます。

大きいサソリだと毒も猛毒と思いがちですが、大きいからといって猛毒だとは限りません。小さいサソリでも猛毒の場合があります。

サソリに刺された場合は刺咬部位を冷湿布などで冷やすようにします。冷やすことで痛みが和らぎ、毒の吸収などを防ぐ効果があります。

毒力が強い場合は神経障害などを起こすので、病院での治療がすぐに必要になります。しかし今のところ日本での刺傷例は記録されていません。


虫刺されの種類


http://www.chameleon-honsya.com/
様々な用途のコンクリート補修